山本太郎:
というわけでですね、日常的に非常に活発な議論が行われているのが、れいわ新選組でございます。で、5人です、国会議員。国会議員5人と言いました。その内の1人だった山本太郎は、今年ですね、もう数ヶ月前、衆議院議員のバッジ外したんですよ。去年10月に国会議員になっておきながら、衆議院でね、どうして数ヶ月、半年程でバッジを外すのか?ってことなんです。「仕事ほっぽり出して」、そう言われることもありました。でも違います。ぜひ聞いていただきたい。理由が2つあるんですね。今年のこの参議院選挙、6月22日から始まって7月10日に投開票ってことなんですが、この選挙が終わった後には3年間、これ、国政選挙開かれません。3年間国政選挙が開かれないってことは、この参議院選挙終わった後に権力を持っている者たちは暴走できるんです。3年間暴走できる期間って結構長くないですか? 3年あったら何でもできるんですよ。これまでの30年、どうして日本は経済的に不況が続いたんですか? 考えてもらいたい。政治が暴走したからなんです。皆さんからは税金、これを搾り取り続けて、さらに重い負担にして、社会保険料も上げ続けて、学費も上がって、負担は増えるばかり。でも賃金は下がりっぱなし。25年ですよ? 

所得の中央値、厚生労働省の調べ。高い所得、低い所得全部並べたよ、その真ん中。この所得の中央値は25年で108万円低下してるんです。一方で、資本側、大企業側はどうなってるかって? 自分たちの蓄えは右肩上がりなんですよ。この9年間の間で過去最高益、毎年更新し続けてるんです。もうはっきりしてる。ひと握りの者たちだけが儲け続けて、他はどんどん疲弊していく社会になっちゃったんです。数十分前に言いましたよ。コロナがくる前からもう既に壊れてる国だって。

例えば? 厚生労働省の国民生活基礎調査。「生活が苦しい」と言われる方々が全世帯の54%で、母子世帯では86%。これだけの人たちが地盤沈下してるっていうのは、その個人個人が努力が足りないっていう話じゃないよ。構造上の問題なんですよ。どうしてこんなことになるかって? 経済政策が間違ってたんですよ。労働環境の破壊が進み過ぎたんですよ。どうして税金の取り方を歪めたの? どうして労働環境壊し続けてきたの? 理由はひとつですよ。それらが自分たちに組織票や企業献金で応援してくれる、資本家たちにとっての利益を増やすことになるから。だって、資本家側、大企業側にとってみれば、働くあなたがコストだから。働くあなたがもっと安い賃金で不安定で、いつでもクビになってくれて、使いたいときには使われてっていうような、そんな働き方が拡がれば、自分たち儲け増やせるでしょ? そして自分たちが支払うべき、納めるべき税金が安くなって、その穴埋めに皆さんから搾り取る消費税が使えたら、自分たち、より利益が増えるじゃないですか。もうはっきりしてるんです。もう数十年の間、この国は皆さんのことなんて眼中に入ってないんですよ。それだけじゃない。この国に皆さんの財産として存在している水道であったりとか、様々な公共で造ったもの、これどんどん切り売りしていくんです。皆さんの財産なのに、どうして? どうして勝手に政治が決めて、それを売り飛ばすんですか?

例えばですけれども、これよくあることなんです。日本国内の皆さんには説明をせずに、海外に行っていきなり聞いたこともないようなことを言い出すってこと。こちらご覧いただいてるのは2013年のお話。2013年といえば、その前年に政権交代が起こって、安倍政権、第2次安倍政権が始まった。その翌年の春頃にですね、アメリカに渡ったんです。誰が? 時の副総理、財務大臣ですね。麻生太郎さん何とおっしゃってるか? 「この水道は全て国営、もしくは市営、町営で出来ていて、こういったものを全て民営化します。いわゆる学校を造って運営は民間、民営化する、公設民営、そういったものもひとつの考え方に、アイディアとして上がってきている」と。つまり売り飛ばせるもの、どんどん切り売りしていくってことを宣言してる。でもこんなことを彼がアメリカの新自由主義的な、このシンクタンクで発言する前は、皆さんへの説明一切ないですよ。この国の私物化、ずっと行われ続けている。あなたの財産も、あなたの安定的な暮らしも破壊していきながら、一部に利益を横流ししていくような政治が、これ拡がっていけば、国はさらに衰退しますよ。むちゃくちゃでしょ? こんなの。

消費税、よく言いますよね。消費税収の73%、大企業減税に穴埋めに使われてきた。テレビ・新聞では言いませんよ。どうしてかって? 新聞が言えるはずない。消費税減税してもらってる側でしょう? 軽減税率で。飴玉もらってんのに消費税が悪い税金だなんて口が裂けても言わない。テレビも言いません。どうしてか? テレビの母体は元々新聞社。言える話じゃないってことですよ。利害関係者でこうやって関係性を結んでいきながら、みんなを搾取し続けるような社会が進めば、その国に生きる人たち倒れますよ。25年不況、そんな国、世界探しても一国もない。先進国の中においては日本のみ。原因は何か? 日本人が怠け者だから? 違いますよ。政治がむちゃくちゃな政策を打ち続けてきた結果、25年間、この国は成長せず、25年間賃金下がり続けてきた。そこの被害者なんて山程いるじゃないですか。考えてみて、ロストジェネレーション。45歳〜50歳周辺の人たち。私と同い年の人たちじゃないですか。大学出ろ、とにかく良い大学に出ろ、そしたら就職は安泰だ、そのまま死ぬまでいける、そんな時代なんてとっくの昔に終わったでしょ? 就職なんて出来ませんと。新卒という一番ピカピカのこの国では商品価値が高いときに就職先は無くて、アルバイトしました、非正規でしたって。じゃ、そこから景気が持ち直すまでは、ずっとその働き方してるけど、景気が持ち直しても新卒ではなくなってますから、スムーズにちゃんと安定的な仕事になんて就けない。そんな不安定な、数十年過ぎた今でも不安定な暮らしを強いられてる人たちいっぱいいますよ。これ政治の失敗じゃないですか? 政治の失敗によって生み出された被害者ですよ。

これはロスジェネだけの問題じゃないですよ。例えばこの国では少子化が問題なんでしょう? 少子化が問題だっていつから言われてた? 1970年代から。つまりは大阪万博のときから少子化が問題だって言われてた。どうして今、少子化になってんの? 政治がちゃんと手打ってこなかったからでしょ。逆に言えば、少子化が加速するようなことしかやってきませんでしたよ。どうして大学生が大学に行くのに借金背負わなきゃいけないの? 大学生の2人に1人が奨学金を借りて、その内の7割が利息を払わなきゃいけない理由、何ですか? 利息を取って年間380億円儲けるやつらがいるから、取り続けてるだけでしょ。返せなくてもいいって。取立てする仕事が生まれるからって。サービサーでしょ? 既にこの国は食い物にされてる、政治によって。政治によって、資本家によって食い物にされてる。ペンペン草も生えないような社会を作り上げて、その先、子どもたちにどんな未来バトンタッチする気だ? あり得ないですよ。

もう既に政治、皆さんに対しての愛がない。気持ちなんてない。だったら気持ちのある人に入れ替えていくしかないじゃないですか。私たちれいわ新選組で立候補してる者たちは、目的が国会議員になることじゃないんです。国会議員になることはあくまでも手段なんですよ。国会議員が目的になってしまえば、自分の飼い主に飼われ続けます。組織票、企業献金、いろんなもので。この選挙によって3年間の空白期間ができれば、当然、暴走します。これまで30年暴走され続けてきて、国は地盤沈下して多くの人々が喘いでる。勝ち組もいるだろう。全く調子のいい人たちもいるだろう。でもその調子のいい状態、いつまで続くの? それが終わった後はあなたも切り捨てられる側だよって。そんなエグい社会変えたいもん。

「自分は大丈夫、国がついてるから」そう言いたいよ。政治は、国は、あなたにとっての保険みたいな存在でしょ? 50%の人たちが、これを決めるための選挙を放棄しちゃったらむちゃくちゃなっちゃう。力合わせたいんですよ。ひっくり返してやりたいんですよ。3年間の参議院選挙後の空白期間、権力の暴走を止めるためには、自分自身が選挙に出るしかない、そう思いました。ただし衆議院選挙のときにも3年間の空白期間はわかってた。衆議院議員になれば衆議院から援護射撃をしながら、この国会の中で起こる様々な暴走に対して皆さんに報告をしていって、力を結集していくしかない、そう思ってた。でもそれが無理だっていうことを気づいたのが、衆議院議員になってからなんです。どうしてか? 衆議院として予算委員会、総理大臣が入る、各大臣が入る、NHKのテレビ入り、そこにれいわ新選組、発言権持たされなかったんですね。これは数が少ないから致し方ないってことだったんですが。でも、この予算審議の一番ケツの部分、最後のところで、立憲民主党が以前から交渉していた通り、私たちれいわ新選組に15分間の発言の機会を作ってくれたんですよ。ありがたいでしょ? 15分くれるって。質問作りましたよ。いよいよ質問当日ですよ。発言できなくなったって。誰が圧力かけたか? 自民党と公明党です。国会の中で最大の力を持つ与党が、国会の中で最も小さな存在たちの発言権を握り潰してきたんです。

国会は言論の府でしょ? その言論の府において、言論封殺が実際に行われてる。つまりは既に暴走してんですよ。その衆議院の中で、参議院選挙終わった後の3年間の暴走する期間にはなかなか耐えられない。だったら自分がバッジ外して参議院選挙に出る。そして、ややこしい人間たちをさらに増やして、参議院からこの暴走する3年間を迎え撃ち、衆議院を援護射撃。そういう方向性を自分の中で決めたんですね。

山本太郎:
嫌ですよ。議員になったばっかりで半年、あとの3年分の期間を捨てなきゃいけない。捨てるってことはおかしい。私が辞めたとしても比例で受かってますから、くしぶち万里という人間が。立派に仕事を務めてくれるんですけどね。今も頑張ってくれてますよ、国会の中で。むちゃくちゃ言うの。くしぶちさん来て。超有能。この私が国会議員、衆議院議員半年間やってた間、くしぶちさんはね、ずっと党の中でこの法案審議、次こんな法案が来るっていうのを次々に見ていきながら問題点を探したりとか。で、質問作り、国会議員の質問作りをずっと手伝ってくれてたんすよね。

くしぶち万里:
政策審議会というのがあるんですけれども。大石あきこ会長なんですね、政策審議会長。

大石あきこ:
はい。ヤギの喧嘩のステージと呼べるものですね、あれが。

くしぶち万里:
いやもう本当ですよ。あのヤギの喧嘩。

大石あきこ:
とんでもないですね、あれ。

くしぶち万里:
びっくりしました、最初。

大石あきこ:
すいません、もう。

くしぶち万里:
もうね、議員同士。で、その時は政策委員会のスタッフだったんですけど、スタッフでも代表が「や、どう思う?」みたいなことをちゃんと意見聞いてくれて。私、NGOとかやってたんで、例えばウクライナで戦争が起こって人道支援とか制裁とかいろいろあったじゃないですか。そのことをいろいろ調べたり提案させていただいたりするのを、ちゃんと大事なところは引き上げてくれるんですよ。こうした党内民主主義がちゃんとある政党って、私、本当に実は、他の政党、大政党いたことあるんですけど、正直ありませんでした。本当に、もうね。

大石あきこ:
そうなんですね。結構キッツい頭突き、結構キッツい頭突きしてきますけどね。

くしぶち万里:
いやもうガチ、ガチ。本当にガチですよね。

山本太郎:
よう言うわ、自分の頭突きもキツいくせに。人の頭突きキツいキツい言うて。

大石あきこ:
ガーンなってガーンて、シーンとなって終わるみたいな会合も多々ありますもんね。

くしぶち万里:
いやでも、そういった議論が本当の言論の府の姿じゃないですか? 皆さん。

大石あきこ:
よろしいですか?それで。

くしぶち万里:
本当にそれがれいわ新選組にはある。それはもう確信して言えます。

山本太郎:
ま、いかにまずいかってことですよ。れいわなんてものすごく小粒なグループなわけでしょ? そいつらが15分しゃべるってことさえも嫌がるような国会なんですよ。テレビ中継されたら困るって。だから今回、くしぶち万里も、私が辞めた後に予算委員会の席くれることになったんすよ。で、くしぶち万里が10分立って、で、大石あきこが4分。それでちゃんと議論しろっておかしくない? どうやって議論すんのよ、10分で、4分で。

くしぶち万里:
他のね、政党は30分とか45分とか、もう1時間近くあるんですよね。4分ですよ? 10分ですよ?

大石あきこ:
「犬」とか言うしかないですよね。

山本太郎:
そんなことない。ちょっと待って。ちょっと待って、それは語弊がある。その10分間、4分間を「犬」とか「鬼」とか言い続けたみたいな話になってるから、今の話やったらね。

大石あきこ:
ちょっと言うただけですからね。

山本太郎:
いや、結論としてそうですねっていう話になっただけですよ。それまで4分間、10分間、十分に時間を使いながらやりとりはしてたんだけども、さすがにその短い時間では議論っていうものが深めるっていうような話にならない。おかしくない? だって国会議員ですよ? みんなに選ばれてんのに。党の大きさで多少、時間配分に傾斜があるってことは理解するけれども、議論にならないような時間で、「お前たちはこれだ」なんておかしい。ちゃんとやりとりができるような時間を渡すっていうことが、これは有権者に対して、この国に生きる人々に対しての誠意ではないかと、そう思います。ありがとうございます。くしぶち万里に大石あきこでございます。

まぁ、この選挙はね、選挙が開かれない3年間の暴走止める。衆議院のままでは言論弾圧されてしまった。これじゃまずい。バッジ外して参議院デカくしてやろうぜって。そこから大きく、この暴走に対してのブレーキ、なり得るようにしっかりやっていこう、そう考えています。れいわ新選組でございます。あのね、10代から30代までの死ぬ原因の1位が自殺だって。子どもから大人まで死にたくなるような社会、もうやめにしたいんですよ。皆さんやめたくない? 私はやめにしたい。絶望やん。国って呼ばない。それは絶望と呼ぶものですよ。でね、70代、80代になっても仕事をし続けなきゃ食べられないっておかしくない? 70代、80代、90代、生き続ける限り今日働かなきゃ食べていけない。死にたいなもう嫌だなって思いながら疲れ切って、その人生の最終盤を迎える社会なんて嫌でしょ? 私は嫌。だから変えたい。若い人たちが大学・大学院行くのに1000万とかの借金を背負いながら、社会に出ても低い賃金で首が絞まりながら生きていく、そんな国やめたい。教育無償化にしたいよね。消費税もなくしたいよ。足りない。当然足りないでしょう。25年間奪われ続けてきたんだから。所得の中央値100万円減ってるってことは、その分皆さん奪われてきたってことですよ、資本側に。取り戻そう。まずは国が金刷ろうですよ。

国には通貨発行権がある。アメリカにもイギリスにもあるでしょう。ポンドがあってドルがあるんだから。日本には円がある。これは今、どれくらいの額であるならば日本は安定的にお金を作れるか? 1年間の予算にプラスして100兆円レベルであるならばお金は出せる。どうして出さない? 今、出さなきゃいつ出すのよ? 100兆円新たに使えるんだったら26兆円、その内の26兆円で消費税やめられる。他にも5兆円出せば大学院まで教育無償化できる。保育・介護これらに対して全産業平均と同じ給与、月9万円から10万円の給料アップ3.7兆円でできる。できることいっぱいありますよ。今、私が言ったものだけでも50兆円にも達してない。サッサとやれよ。サッサとやらしてよ。もう準備はできてる。方法はある。あとは増やすだけ。(笑)そんな、れいわ新選組ございます。ありがとうございます。